[重量級] Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano レビュー

自分は今まで昔に買ったmaxellのモバイルバッテリーを使ってたんですけど、もうそろそろダメになってきたので、今回は新しく買った「Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano」をレビューします。
(名前が長いので記事中ではEssential 20000 PDと表記します。)

スペック

バッテリー本体
製品名Anker PowerCore Essential 20000 PD with PowerPort III Nano
サイズ約158 x 74 x 19 mm
重量約346g
USB-C入力5V=3A、9V=2A、15V=1.2A
USB-C出力5V=3A、9V=2A、15V=1.2A
USB-A出力5-6V=3A、6-9V=2A、9-12V=1.5A
合計最大出力18W (USB-Cポート、USB-Aポート単体での充電時)
15W (2ポート同時充電時)
充電器
サイズ約45×27×27 mm
重量約30g
入力100 - 240V~0.6A 50 - 60Hz
出力5V=2.4A / 9V=2A

開封/付属品

表 商品名のEssentialは英語で必須の意味
開封
内容物は
  • PowerCore Essential 20000 PD
  • PowerPort III Nano
  • USB-C to USB-C  Cable
  • トラベルポーチ
  • 取扱説明書2つ
  • Happy?
説明書は日本語で書かれているページがちゃんとあります。

本体

PoreCore Essential 20000 PD

表面はザラザラとした感触のある網目加工。ANKERのロゴがくっきりと見える。
入出力兼用のUSB-Cと出力専用のUSB-A。それぞれUSB PowerDeliveryとPowerIQに対応。
4つのLEDランプで充電残量がわかる。今は25%~50%
この部分はボタンになっていて、2秒間長押しすると低電流モードとなる。
5V1A程度しか要求しない端末に最適な電流で充電できる。
サイズは少し大きめのスマホ。顔が写り込んでいたため加工

式サイトより引用
製品のポイント
進化した充電技術
PD対応のUSB-Cポートは入力、出力どちらにも対応しているため、PD対応の急速充電器&ケーブルとのご使用でバッテリー本体にもフルスピード充電が可能です。Anker独自技術のPowerIQ 2.0にも対応し、これひとつでお手持ちのほぼ全ての機器へ充電することができます。
万が一の備えに
万が一の際は緊急災害対策用として利用可能。20000mAhの超大容量かつ、2ポート搭載でご家族や知人と2台同時に充電することができます。
低電流モード搭載
低電流モードも搭載されており、イヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器に最適な電流で充電することができます。
高い互換性
高い互換性を持ち、iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Maxを含む最新のiPhoneなど幅広いUSB機器に対してフルスピード充電が可能です。 https://www.ankerjapan.com/item/A1281.html

この製品は大容量かつPD対応を求める欲張りな人のための物です。普段遣いだったらANKERの製品だと10000mAh/PDのReduxかslimの方がいいと思います。

自分は充電するのが面倒くさいので重いことを承知で購入しています。


PowerPort III Nano

本体 表面は光沢仕上げでとてもつるつるする。出力はUSB-C一つと少し珍しいタイプ
他充電器と比べても圧倒的に小さい。11pro以外のiPhoneに付いてくる充電器とほぼ同じ。
公式サイトより引用
製品のポイント

超コンパクトサイズ
重さはわずか30g、単3電池 約1本分の超軽量デザインです。AnkerのPD対応急速充電器では最軽量のコンパクトさを実現しました。カバンやポケットに簡単に収納でき、どこにでも気軽に持ち運ぶことができます。
フルスピード充電技術
Anker独自技術のPowerIQ 3.0により最新のiPhoneや、Samsung GalaxyシリーズのほかUSB-C対応のノートPCやゲーム機などの幅広い機器にフルスピード充電が可能です。
高い互換性
Apple製品やタブレット端末、ノートPC等のUSB-C対応機器へ幅広く対応し、Power Deliveryによる最大18Wの高出力によるフルスピード充電が可能です。
優れた保護機能
サージ保護機能や電子回路のショート防止、温度管理など、Anker独自の多重保護システムにより、長期間お使いいただけます。あなたとお使いの機器を守ります。
PowerIQ 3.0
USB Power Delivery、Qualcomm Quick Chargeなどの充電規格と互換性があり、スマートフォンやタブレット端末、ノートPCなどの接続機器を最速のスピードで充電できます。 https://www.ankerjapan.com/item/A2616.html

 検証

今回は手持ちのモバイルバッテリーを使用してバッテリーの出力を比較します。
PD対応なんだからきっとすごーくつよつよなはず!!!!

使用機材

今回は家にあった3つのモバイルバッテリーと比較します。

モバイルバッテリー

早速汚れているように見えますが傷です。袋に入れてたのに...
  • でかい黒 Anker PowerCore Essential 20000 PD
  • ちいさい黒 Anker PowerCore II 10000 (弟の物) 出力は5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A
  • 青 GENESIS GS POWER 5800mAh (母の物) 出力は5V=2.1A
  • 白 maxell MPC-RS2200(WH) (自分の物) 出力は5V=0.8A。今時使い物にならない。

ケーブル

C to CとA to Cの2つを用意。
  • Anker PowerLine II USB-C & USB-C 3.1 (Gen2) PD 100Wまで対応。
  • Anker PowerLine III USB-C & USB-A 2.0 (弟の物) QC 15Wまで対応。何故か3mの物。

結果

 


わかんねぇ...やっぱ測定器買うべきだな...
まぁ、一つ言えることは「PDあんま意味ない」。おそらく真ん中3つが15wで左が18w充電になってるんだけど、たった3wの差ではあんまり違いは感じられないということがわかった。ちなみにXZ3もEssential20000PDも18w充電が最高だからボトルネックにはなっていないはず。
それでも自分がこれまで使ってたMaxellのやつとはダンチで速いから一応満足。でもこれじゃあPDじゃない無印でもよかったなぁ...
このあと、とりあえずAccuBatteryは有料版を買いました。

総評

セールかつセットだったら買う価値は大いにあり。単体で買うときはこの充電器のことをよく理解してから買ったほうがいい。ちなみに諸事情でこの記事を書き始めてから3週間掛かってるんだけど、上の方で書いた「重いことを承知で買った」、もうすでにキツイ。Slim 10000が欲しくなってきた...
でも実は結構活躍してて、自分が緊急入院したときにIncharge6(後日レビュー!!)と組み合わせてめっちゃ役立った。大容量であることも助かったし、usb-aが付いてるからIncharge6でなんでも充電できた。(というより母に「充電器持ってきて」とお願いしたら、まさかのau純正ケーブルと充電器が一体型の充電器となんの役にも立たないa to cケーブル✕3本を持ってきたのが原因。普通の充電器とmicro-bケーブルを持ってきてって言ったんだけどなぁ...)
ともかく人を選ぶのは確かだから十分注意して買おう。
以上、Anker PowerCore Essential 20000 PD with Powerport III Nano のレビューでした。

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