大学生のための解説企画、始まります。この記事では、ノートパソコンの性能の見方・決め方を解説します。推奨スペックは最後に乗せてあります。
そこまで重要ではないのでさらっと読み流してOKです。
③解像度
1,ノートパソコンの性能の見方
性能の確認で一番便利なのは価格.comのスペック情報の欄です。
今回は僕のノートパソコンを例として何がどのようなモノなのか、細かく解説します。
特に重要な部分をピックアップしたものが下の表です
①CPU
よく人間の脳に例えられますが、PCの性能を決める最も重要なものです。
IntelのCore iシリーズとAMDのRyzenシリーズがありますが、どっちも同世代/同ランク同士なら大差ないです。
Pentium,Celeron,athlonは非推奨です。
型番の読み方(core i/ryzen限定)
上一桁/二桁・・・CPUの世代
↑の数字の次一つ・・・CPUのランク
残りの数字・・・細かい分類(気にしなくてOK)
末尾の英字・・・CPUの区分
さらに解説します。
CPUの世代・・・そのままの意味。現行最新は第12世代。
CPUのランク・・・ここの数字がCore i7←ここと同じ。性能はi9>i7>i5>i3の順に良い
CPUの区分・・・末尾H:強い,末尾U/Y:省エネ
これらを踏まえると、10980HKは第10世代の一番つよいグレードのハイパフォーマンスモデルであることがわかります。
②画面サイズ
↓以下・・・さすがに小さいかも
13型・・・ベーシックな持ち運びに適したサイズ
14型・・・最近は縁が小さくなったおかげで昔の13型と同じくらいのサイズ感
15型・・・画面大き目、まだ持ち運べる
16型・・・さすがに大きすぎるかも、店でサイズ感を確認したほうが良い
↑以上・・・これを持ち運ぶのは正気じゃない。家で棚に仕舞えるPCが欲しい人向け
③解像度
タテ×ヨコの比率は16:9が主流。
1920×1080・・・フルHD、ベーシックな解像度
2560×1440・・・WQHD、↑よりきれい。
3840×2160・・・4K/UHD、ノートパソコンにはオーバースペック...だと思う
ほかにも16:10や3:2などの比率があり、それに合わせて細かい数字は変わってきます。
解像度が高いパネルのPCは、おなじ性能でフルHDのPCより実性能が劣ったり稼働時間が短くなることがあります。
リフレッシュレート(パネルの切り替わる速度)は視認性の向上につながりますが、稼働時間が短くなることがあります(設定で下げることもできるので基本は高ければ高いほうが良い)。
④メモリ容量
よく机の広さに例えられる。パソコンが一度にこなせる仕事量が増える。足りないと他の性能が足りていても画面がカクつく・フリーズすることがある。
⑤ストレージ容量
よく本棚に例えられる。データを保存できる容量はこれで決まる。基本、二種類存在する
SSD・・・はやい
HDD・・・おそい
SSDがついている物を買え。ここだけは妥協してはならない。
⑥office
単体だと高いので最初からあるとうれしいがなくてもまあ良い。
ちなみに単体は学割で2万5千円くらいだったはず。2台のパソコンにインストールできる。
⑦駆動時間
メーカーは嘘をつきます
僕のパソコンはこんなに動きません。半分も動きません。自分の買おうと思ったパソコンのレビューを確かめてください。公称12時間くらいはあると安心。
⑧ビデオチップ
画面を表示するものですが、普通の人は必要ないです。
ゲームをしたい人や動画編集・3DCGソフトを動かしたい人はほぼ必須。
NvidiaのGeforceとAMDのRadeonがありますが、やっぱり同世代/同ランク同士なら大差ないです。
GPUがあると使えるNVEnc/VCEEncというエンコード機能は、CPUを用いたエンコードよりも何倍も速いので、動画編集者には必須といえます。
型番の読み方はCPUとほぼ同じですが違いもあるので説明。
GPUのランク・・・CPUと違って細かくあります。90>80>70>60>50>40の順に強いです
末尾の数字・・・GeforceならTi>Super>無印,RadeonならXT>無印の順に強いです。ものによっては上位モデルがない場合もあります。
補足,名前がRTX(Radeonなら頭文字が6)となっているモデルはレイトレーシングという機能が使えます。普通は使いません。知ってるあなたはパソコン詳しい人です
これらを踏まえると、RTX2070superは、2080より弱くて2070より強い、レイトレーシングが使えるGPUであることがわかります。
⑨インターフェース/USB PD
パソコンに周辺機器を接続するためのものです。USB PDに対応してるとUSBでノートパソコンを充電できます。
最近はUSB Type-Cしかついていないパソコンもあります。
必須なもの
・USB:ポートレスPCなんて普通はないので必ずついているはず。
あるといいもの
・USB(ふつうのやつ):これがないとこれまでの周辺機器が繋げられない。変換ケーブルを持ち運びたくなければ必須。
・HDMI:モニター/プロジェクターにつなぐのに使う。人によっては必須。
なくてもいいもの
・Thunderbolt:あるだけ得だけど対応機器がほとんどない
・DVD/BDドライブ:最近はめったに使わない。付いてるだけでPCが重くなるので必要なら外付けドライブを買うべし。
・SDカードリーダー:使わん(カメラ持っている人は別)
・有線LANポート:使わん(大学による)
⑩生体認証
外で使うのに人前でパスワードを入力したくない!って人は必要。僕はロックかけてないので結構です...
⑪重量
重いパソコンはあなたの腰を壊します。最初はいけるだろって思ってもだんだん辛くなります。人間が持ち運べる重さは2kg前後が限度です(個人の見解です)。
もしあなたがゴリラなら気にする必要はないです。
2,ノートパソコンの性能の決め方
大学からある程度のスペックが指定されている人
このページから飛べる価格.comのスペック検索で指定されている性能(自分の求める性能のほうが上ならそっちを優先、好きなメーカーがあるならここで指定)を入力して出てくるPCを買うべし。
スペックが指定されていない人
大まかに予算を決め、同じく上にある価格.comのリンクから価格を指定して一番性能が良いやつを買うべし。10万円くらいあればまあ十分な性能のパソコンが買えるはず。
3,レイメモ推奨スペック
Pentium,Celeron,athlonは非推奨です。
最小スペック
推奨スペック
次回はノートパソコンの買い方②:レイメモおすすめパソコンの予定です。
(③はおすすめ周辺機器の予定です)
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