今回手に入れたものがこちら。ROG Throne Qiです。
手に入れたのは1年半前です
製品の説明
この写真からわかること・光る
シール
説明書
ACアダプター(QI用)
USB A - USB MicroBケーブル←!?!??!?!?
この製品を一言で説明すると、光るヘッドセットスタンド(ワイヤレス充電付き)です。
どこに需要があるのでしょうか。
\ここにあるぞ!/
...というだけだったら光る棒レベルのネタ商品ですが、ROG Throne Qiにはもう2つの機能があります。それが、USB DACとUSB Hubです。
USB Hubはさておき、ROG Throne Qiに搭載されているEES 9118 DACはROG Deltaに搭載されているESS 9218に近い(9218はクアッドDAC向け?)もので、Deltaほどの混じりけのない音は期待できませんが、同レベルの高音質化が期待できます。
つまり、ROG Throne Qiは、ROG渾身の機能山盛りなまさしくヘッドセットの王座なのです。
なおUSB DACは3.5mmイヤホンのみでUSBポートに接続した場合は使用できません。ROG Deltaェ...
電源投入時
実際に聞いてみた
比較対象はケースに元々ついてたイヤホンジャック(=マザーボードのDAC)です。
試聴に使用したイヤホンはFinalのA3000(シルバーコートケーブルに換装済み)。
試聴したのは以下の曲です。
・BLRINK Sta
・群青 YOASOBI
・私論理 花譜
・Palanx USAO
選曲センスは察してください。
ケースのイヤホンジャック、つまりマザーボードに搭載されているDACから出力される音と比較すると、音が気持ち鮮やかになったように感じます。解像感とか、音の広がり的にはあまり変化がないようにも思えます。正直、1万円以下のUSB-DACのほうがいい音が鳴ります。音質だけを目当てに買うものではないですね...
調べてみると、ESS9118はGigabyteの一部マザーボードに搭載されているらしいです。その程度のチップってことでしょうか。
先日手に入れたROG ClavisというUSB-DACは割といい音が鳴るので、技術力がないわけではないと思うのですが、そっちはESS9281というオーディオメーカーのDACにも採用されるような”ちゃんとした”やつっぽいので、そのせいでしょう。
ROG Throne Qiを通すと、ASUSの統合ユーティリティソフトである「ARMOYRT CREATE」から音質のプリセットや手動でイコライザーの設定ができるようになります。他の再生ソフトやブラウザなどのソフトウェア上で弄るよりもバグりにくい...気がします。
総評
✔かっこいい
✔多機能
✔音質が良くなる
✔ヘッドセットの行き場が出来た
✘USBとQi用に二つケーブルが必要
✘micro-B(3.0)の接触が悪い
✘Qi充電部分に滑り止めがなく滑る
まぁ...ファンボーイ向けのデバイスです。積極的におすすめできるものではありませんが、レアモノを所有していることに意味があるのでALL OKです。
次回も国内(単体)未発売製品の話です...
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