今回はへんなガジェットの紹介、FIIO KB1(とKB1K)というちっこいマクロキーボードを紹介します。
メーカー紹介
FiiO Electronicsは中国の広州に本社を置く、世界最大級のポータブルオーディオ機器メーカーです。自社ブランドである「FiiO」は、Fi (Fidelity) と iO (1 and 0, Digital)に由来し、デジタル・テクノロジーを駆使し高忠実度再生機器を製造することを標ぼうする同社のブランド・フィロソフィーを示したものです。
日本ではQ3やBT5KをはじめとするUSB DACや、ヘッドホン/イヤホンで知られるメーカーですが、ここ最近ではマウスパッドやかっこいい収納ケース(990円)ファン向けの小物ガジェットを積極的に展開。こういう製品は中国国内限定なことが多いですが、FiiOは日本でも多数展開しています。
これはなに?
公式曰く、音楽再生用USBキーパッド。3つのメカニカルキーと押し込みアリのダイアルから構成された、手元で音楽再生をコントロールすることのできるガジェットです。
左から曲戻し、再生/停止、曲送り、音量調節/押し込みでミュートが可能。専用ソフトから各キーの割り当ては変更可能。
PCへの接続はUSB-C、さまざまなスタイルに対応するため2口。
メカニカルキーにはkailh box white(青軸的なクリッキー軸)をチョイス。もし気に入らなくても、TTC製のホットスワップソケットを採用しているので好みのメカニカルキーに変更可能。
総じてカスタマイズ性の高いマクロキーボードです。
あと光ります。(前述の専用ソフトからカスタム可)
実物紹介
本体。キーは交換済みなのでデフォルトのものとは異なります。
自由にカスタマイズ可能。
USB Type-Cポーが2つついている。同時利用は不可だが...
このおかげで、デスク上のポジションを自由に決めることができる
KB1とKB1Kの違い
KB1はアルミマグネシウム合金製の上質なメタルボディ、KB1KはABS+アクリル製のプラスティックボディです。
それだけ。触るだけでKB1はひんやりとしたメタルボディ特有の高級感を感じることはできますが、性能面での差は存在しません。しいて言うならメタルボディのほうが重いのでずれにくいとか、文鎮に最適なくらいです。
また、KB1はblack一色ですが、KB1Kはそれに加えてwhiteモデルが用意されています。
(本当はKB1にはRedもあるけど、レアすぎてまず買えない。おそらく日本には入ってきていない。)
値段はKB1が3000円、KB1Kが2000円なので好みのほうを買うべし、です。
以前までKB1は初回生産のみで流通量が非常に少なく、市場にも在庫はありませんでしたが、最近再生産が買ったらしく、どこでも気軽に買える状態となっています。私はわざわざAliExpressで輸入しました。
左がKB1、右がKB1K。左のほうが金属らしく塗装が濃い...?
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