ちゃんとしたレビューはもう少し使ってから書くので、それまでに確かめたい点があれば気軽にコメントください。
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良い点
カメラは相変わらず良い
まあ何も変わってないんですけど。望遠・広角・超広角という最適構成を維持していて、実用上不満に感じる点が存在しない。
Pixelの強みはやはりAI補正。1/1.3型センサーや5倍ペリスコープというそれなりスペックのハードで撮影された画像を、世界一のテクノロジー企業であるGoogleのソフトウェアでバリバリに補正する。Ultra HDRに対応しているので、アルバムで観ても色鮮やか。写真撮影が目的ではなく手段ならば、1ランク上の体験を感じられるはず。
AI指示厨(カメラコーチ)機能も面白い。写真の構図は理解してないので、AIが教えてくれるのは非常に助かる。
普段使い上の支障はない性能
PowerVR DXT-48-1536 ←なにこれ
いうても、Twitterや各種アプリ(ゲームではない)使用中にカクつくことはない。120Hzディスプレイの性能も生かし切れている。
ちゃんとFelicaも搭載している。首都圏に生息する自分にとってFelicaは必須。スマートウォッチは嫌い。
実は音が良いスピーカー
何気にスピーカーの音がいい。少なくとも弟のNubia Z70 Ultraより音がよい。音良スマホとして名高いROGPhone 3と比較しても、中低音の弾みがいい。ただ歯切れはROGPhone3のほうがいい。
文字起こしは実用的で便利
Pixelは音声を文字起こししてリアルタイム翻訳することができる。よくレコーダーアプリで試用しているレビュアーを見るが、本当に実用的なのは本体内蔵の自動字幕起こし。なんと画面内の音声に対しても使えるため、Youtubeの外国語動画をリアルタイムで翻訳して文字起こし、表示させることができる。自分はCESやCOMPUTEXの発表を見るときに使ってますがめちゃくちゃ便利。
Material 3 Expressiveはよいデザイン
GoogleのMaterial Designは最近だと「Material You」を通したパーソナライズ程度の変化だったが、ここにきて大幅なデザイン変更があった。これが結構好みなデザインでうれしみが深い。
地味にホーム画面が一列増えている。
Qi2(Pixelsnap)対応
多分便利。まだアクセサリーをそろえてないからよくわかんない。
ふつう/面白いだけ
超解像100倍ズームは今後に期待
猫の像に毛が生える
100倍だけ比較 pic.twitter.com/Z5dnGbnq7p
— rakky (@rakky27x) August 29, 2025
異世界文字を錬成
異世界文字を錬成
— rakky (@rakky27x) August 29, 2025
Shot on Pixel10 Pro XL
1枚目 超解像100倍ズーム
2枚目 100倍ズーム(素) pic.twitter.com/dTgY4oymPx
やってることはAIに元画像を放り投げて再生成。性能はAIモデルに依存するので、今後無限に改善されるという将来性はある
山ほどあるAI機能
正直、使いこなせてない。消しゴムマジック始めとするPixel Studio(編集マジック)も使う場面はないし。Gemini Proはよく使うけど、これはローカルで動くやつじゃないからPixel関係ないし...
一応、Google AI Pro半年無料が付いてきます。¥17,400お得。
悪い点
重い
232gは重い。
トップレベルではないカメラ(ハード)
中華勢やSharpは1インチセンサーを採用している。Galaxyは2億画素、Xperiaは2層構造トランジスタセンサー、Huaweiは謎の技術を採用し日々進化している中で、Pixelメインカメラの1/1.3インチセンサーはPixel6から5年目なのに進化していない(ISOCELL GN1→GNK)。もちろんソフトウェアは評価に値するが、他社だってソフトウェアを疎かにしているわけではない。次の一手が欲しい。
価格に見合わない性能
矛盾しているように思えるが、そういうわけではない。
オフィスPCにRTX5090が過剰なように、昨今のSoC性能は要求レベルをはるかに超えている。ゲームを除いて。
学マスから名指しされたことが話題になっているが、とてもじゃないがTensorG5、Pixel10をゲーム用におすすめ!とは主張できない。私は基本PCゲーマーで、一日中PCを触れないときに最低限のデイリーをこなすためだけにスマホでゲームをするからこそ耐えられるが、スマホにゲーム性能を求める人には力不足。
あ、パズドラとかモンストなら全然動くはずです。少なくともオセロニアは問題ない。とはいえ、未知のGPUを採用しているので性能以前に謎のバグが発生する恐れあり。
PowerVR DXT-48-1536 ←なにこれ
現時点での評価
Pixel6は革新的だった。それでいて安価だった。新世代になって5年が経過して、iPhoneと同様に進化が感じられなくなってきた。これはある意味では仕方ない。スマートフォンにおける進化の余地はあまり残されておらず、単純な処理性能の向上、ここ5年はカメラ性能競争が激しかった。しかし、価格が年々上昇する中で、消費者に与える利益は対して向上しなかった。
GoogleはGeminiという全くの新しい武器で「Pixelでしかできない体験」を増やしている。この姿勢は評価されるべきではないか?
もちろん、謎GPUの採用はやめてもらいたいのだが...
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