今回は、一昨年(!)の6月に購入したJVCの有線イヤホン「HA-FX77X」をレビューします。
スペック
新開発の高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載し、クリアでキレのあるサウンドを実現。「XX」の世界観に加え、アルミスピン&ダイヤカットデザイン採用で高級感を演出。
開封/付属品
・Final A3000 & シルバーコートケーブル Finalの福袋で購入。圧倒的にナチュラルなサウンド。A4000より音が柔らかいらしい(持ってない)。同梱されていたシルバーコートケーブルにリケーブルし、音場に広がりが加えられている。
・ASUS ROG Cetra II 最近のお気に入り。USB Type-C接続により、音をイヤホンまでデジタルで転送、音質の劣化が少ない...気がする。豊かな表現力と驚くほど力強い低音の両立が特徴。それでいてクリア。おまけに光る。
再生環境は自作PCでYoutube、3.5mmミニプラグのイヤホンにはASUS ROG Clavis (ESS 9281 Quad DAC)を挟んでいます。
試聴した曲リスト
・Scramble TANO*C - aran
・FLY AGAIN - MAN WITH A MISSION
・RTRT - Mili
・私論理 - 花譜
・秒針を噛む - ずっと真夜中でいいのに。
XB75が中高音がダメダメだったのに対して、FX77Xは全体的にまとまりのよい音に仕上がっている。その分低音はそこそこといった感じだが、A3000よりは強い。ボーカルの空気感はXB75に分配が上がる。FX77Xは全体的に音が安っぽいというか、薄いように感じてしまう。シャカシャカとまではいかないけど。
Cetra IIはすべての面で前2機種を上回っているが、表現力においてはA3000がダントツだろう。他3機種では聞こえなかった繊細な音が認識できる。
総評
と、なんだか読みにくい文を書いてしまったが、まとめると
・全体的にバランスのよい音(XB75比で特に)
・強靭とまではいかない重低音、それでも普通のイヤホンよりかは出る
・聴きやすく疲れにくい音
・表現力に欠け、薄っぺらい
・コスパで考えると、発売日比ではよかったが今では普通レベル
・装着感が悪い。とても。
こう書いてみるとあまり評価は高くないですが、そこまで悪い子でもないです。ただ突出してよい点がないのでほめるところが少ないです。疲れにくい音と書きましたが、装着感が悪すぎてそっちに疲れます。どのイヤホンでも同じことですが、好みの音、装着感は人によって異なるので、近所のビックやヨドバシで試聴することを推奨しています。
おすすめ度
★★☆☆☆
実は弟がFX99X(FX77Xの一つ上、XX有線イヤホン最上位)を持っているので、そのうちパクってレビューしたいと思います。
以上、 JVC HA-FX77X レビューでした。
と、思うじゃん?
このイヤホン、イヤーピースで音がガラリと(良い方向に)変わります。
詳しくは次の記事で。
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